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元JALパイロットが語る「ドローンで社会課題を解決する」という選択

  • TRIPLE7
  • 5 日前
  • 読了時間: 5分

株式会社TRIPLE7(代表取締役:岩岡真吾)は、株式会社ストラテジック代表・櫻井浩昭氏がパーソナリティを務めるメディア企画において、当社代表の岩岡真吾がゲストとして招かれ、インタビューを受けました。


番組内では、ドローンを活用した社会課題解決への取り組みをはじめ、事業立ち上げの背景や今後の展望について語っています。


本インタビューでは、元JALパイロットとして約20年間航空機の運航に携わってきた岩岡が、「ドローンを飛ばすこと」そのものではなく、安全に社会実装していくための運用設計の重要性を軸に、TRIPLE7が大切にしている考え方や強みについて紹介しました。




| 本インタビューのポイント

  • ドローン国家資格に対応した教習所運営と、実務を両立する事業モデル

  • 点検・洗浄・警備・重量物運搬など、現場でのドローン活用事例

  • メガソーラー施設の盗難対策や野生動物対策といった社会課題への取り組み

  • 大手鉄道会社関連施設における重量物運搬ドローンの実証計画

  • 航空業界の安全文化をドローン運用に落とし込む思想





| ドローンを「飛ばす会社」ではなく、「運用する会社」へ


TRIPLE7の事業は、大きく二つの柱で構成されています。


ドローンスクール運営

2022年12月に開始されたドローン国家資格制度に対応し、学科・実技を体系的に学ぶ教習所型のドローンスクールのNAPAドローンアカデミーを運営しています。


個人向けの受講に加え、企業・団体向けの研修にも対応しており、資格取得をゴールとせず、現場で安全に運用できる人材を育成することを重視しています。


また、卒業後に「何をするのか」「どのように仕事につなげるのか」までを見据えた教育方針も、TRIPLE7の特徴の一つです。



ドローン実務(現場での運用)

TRIPLE7が手がけるドローン業務は、空撮にとどまりません。


  • 建物・設備の点検

  • 高所外壁や屋根のドローン高圧洗浄(足場不要)

  • 防犯・警備(赤外線カメラ、音声・ライトによる警告)

  • 重量物の運搬・物流に関する実証


など、人手不足や安全確保が課題となる現場を中心に、実装を前提としたドローン活用を行っています。


ドローンで高圧洗浄を行う現場の様子
ドローンで高圧洗浄を行う現場の様子


| 社会課題に対する具体的な取り組み


インタビューでは、ドローンを活用した社会課題への対応事例も紹介されました。


■ メガソーラー施設における盗難対策

広大な敷地を持ち、人の常時配置が難しいメガソーラー施設では、夜間にドローンで巡回し、赤外線カメラで人を検知。音や光による警告を行う実証を実施しています。

一定の効果が確認されており、今後は警備用途としてのパッケージ化も視野に入れています。



■ クマなどの野生動物対策

ドローンとAIカメラを組み合わせ、人・車・動物を識別し、発見情報を関係者に共有する仕組みを構築。法規制を踏まえ、ドローンが直接的に対処するのではなく、調査・検知・情報共有を中心とした運用設計を行っています。





| 「安全に飛ばして当たり前」を支える運用体制


TRIPLE7のトップパイロットである増田彪吾は大規模コンサートツアーなどのドローン運用にも関わっています。このような案件をはじめ、安全に飛ばして当たり前の現場では経験豊富なインストラクターを中心とした体制を組み、事前の運用設計から当日の運航管理、緊急時対応までを含めて対応しています。


また、スクール拠点を千葉・横浜・大阪・栃木・広島に展開しているのも、全国で発生する案件に迅速に対応するためです。





| インフラ分野での重量物運搬ドローン実証へ


インタビュー内では、今後の取り組みとして、福井県内において大手鉄道会社関連施設の山の斜面で、重量物運搬ドローン(DJI FlyCart100)による資材運搬の実証を予定していることにも触れられました。

新型機体では最大80kg級の資材運搬を想定しており、天候条件などの課題はあるものの、インフラ分野でのドローン活用の可能性を広げる取り組みとして期待されています。





| 元JALパイロットが起業した理由


岩岡は、JALにて約20年間、ボーイング747や777などのパイロットとして航空機の運航に携わってきました。起業の原点にあるのは、パイロットのセカンドキャリア問題です。


将来、空飛ぶモビリティが普及すれば、必ず教習や運航管理の仕組みが必要になる。そのとき、元パイロットが教官や運航管理者として活躍できる場を作りたい——。


現時点では空飛ぶ車がまだ発展途上であるため、原理が近いドローンでその基盤作りを始めた、というのがTRIPLE7の出発点です。




| TRIPLE7の強み「安全運航の考え方」


TRIPLE7の最大の特徴は、航空業界で培われた安全文化をドローン運用に取り入れている点です。


  • 事故はゼロにならない前提で考える

  • ヒューマンエラーを個人の問題にしない

  • 1人運用が可能な現場でも、あえて複数の国家資格者を配置する


といった、運航管理の思想そのものが、TRIPLE7の差別化要素となっています。





インタビュー掲載ページ

本インタビューの詳細は、以下のページよりご覧いただけます。https://www.smallsun.jp/radio/mondey/hiroaki/entry-6261.html




ドローンの業務導入をご検討中の企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

導入設計から実証、制度対応、運用構築に加え、国家資格の取得支援や企業向けの安全研修まで、現場ニーズに合わせた最適なご提案をさせていただきます。 お問い合わせ先 ◾️株式会社TRIPLE7

Tel: 03-6826-0303

DJI公式代理店


◾️ NAPAドローンアカデミー

Tel: 047-770-0918

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