【実用化レポート】ドローン高圧洗浄が変える、建物メンテナンスの常識

| 建設・清掃業界の課題に、ドローンという新しい選択肢

外壁や屋根、ソーラーパネルの洗浄は、これまで足場を組んで人が行う作業が主流でした。しかし、人手不足・高所作業の危険・コスト増加という課題が年々深刻化しています。

株式会社TRIPLE7(トリプルセブン)は、これらの課題を解決するために「ドローンによる高圧洗浄技術」の実証と導入支援を進めています。

TRIPLE7が採用するドローン高圧洗浄システムは、最大高さ120mまでの外壁・構造物の洗浄に対応（建物構造・風条件による）。独自の地上ユニットとドローンを高圧ホースで連携させ、外壁、屋根、太陽光パネル、ガラス面などを短時間で均一に洗浄できます。

特にホテルや高層オフィスビルの外壁清掃では、足場設置が難しい場所や曲面構造にも柔軟に対応可能。

これまで他社でも問い合わせが増えている分野で、TRIPLE7でもすでにホテル・商業施設からの導入相談が相次いでいます。

「ホテルの外壁清掃など、高所リスクの大きい現場にこそドローンの強みがある。 120m級でも安定した洗浄が可能な技術を、ぜひ広く活用していただきたい。」 RIPLE7 技術統括コメント

足場を使わず高所外壁を洗浄することができる。ホテル外壁でも導入が進むドローン高圧洗浄

実証現場では、従来の足場作業と比較して作業時間を約1/3・コストを約1/2に削減。

足場が不要なため、高所墜落や設備接触のリスクを大幅に低減できることも確認されました。

また、ドローンの高精度制御により、洗浄ムラの少ない均一な仕上がりを実現。

今後は建物の形状データをもとにした自動航行洗浄の開発も視野に入れています。

TRIPLE7では、ドローン高圧洗浄の技術をもとに以下のような業界・施設向けの導入支援を行っています：

業界を問わず、「足場を使わない」「人が登らない」「短時間で終わる」

そんな新しいメンテナンスの形が広がり始めています。

太陽光パネルや長年の頑固な汚れ除去にも応用可能

高圧洗浄は、社会を支える大切な仕事の一つです。

私たちは、そこにドローンという新しい技術を掛け合わせることで、働く人の安全を守り、より持続可能な現場環境をつくりたいと考えています。

ドローン技術は“見せる”ためだけでなく、“守り、支え、未来へつなぐ”ためにある。

TRIPLE7は、その実用化を支える現場企業であり続けます。

岩岡真吾