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大型スポーツスタジアムの高所鉄骨をドローン高圧洗浄|劣化塗膜の除去事例

  • 13 時間前
  • 読了時間: 9分

2026年8月、関東地方にある国内大型スポーツスタジアムにて、スタンド屋根裏の高所鉄骨を対象としたドローン高圧洗浄を実施しました。

今回の大きな課題は、単に鉄骨の汚れを落とすことではありませんでした。

塗装された鉄骨の一部にサビが発生し、その周辺では塗膜が浮いたり脆くなったりして、細かな破片がポロポロと剥がれる状態になっていました。

スタンドの下には多くの観客が入ります。

そのため施設側が特に問題としていたのが、劣化した塗膜の破片が観客席側へ落下する可能性です。

そこで今回は、人が容易にアクセスできないスタンド屋根裏の高所鉄骨へドローンで高圧水を届け、すでに浮いている・脆くなっている劣化塗膜を除去する高所メンテナンスを行いました。

実際の施工では、事前の想定以上に劣化塗膜を除去することができ、同時に鉄骨表面の汚れも洗い流されたことで、施工後は全体的に明るく、白っぽく見える状態になりました。

本記事では、実際の施工写真やBefore/Afterを交えながら、大型スタジアムの高所鉄骨にドローン高圧洗浄をどのように活用できるのかをご紹介します。


| 今回の課題は「サビ取り」ではなく、観客席へ落下する劣化塗膜への対応


今回の施工で重要なのは、「鉄骨のサビを高圧洗浄で除去した」という施工ではないことです。

高圧洗浄でサビそのものを除去したわけではありません。

今回問題となっていたのは、鉄骨に発生したサビの周辺で塗膜が劣化し、浮いたり、脆くなったり、剥がれやすくなっていた部分です。

サビ周辺で塗膜が浮き剥がれているスタジアム高所鉄骨の施工前状態
施工前の高所鉄骨。サビ周辺で塗膜のひび割れや浮き、剥がれが進み、部分的に塗膜が欠落している状態が確認できます。
高所鉄骨から除去された浮いた劣化塗膜の破片
高圧洗浄によって除去された、鉄骨表面の浮いた・脆くなった劣化塗膜の一部

実際に現場では、塗膜の一部が小さな破片となって剥がれる状態になっていました。

大型スポーツスタジアムでは、その下に観客席があります。

見た目の問題だけではなく、劣化した塗膜の破片が下へ落下することを防ぐため、剥がれやすくなっている部分を事前に除去したいというのが今回の主な目的でした。




| なぜ大型スタジアムの高所鉄骨にドローン高圧洗浄を活用したのか


今回の施工場所は、スタンド屋根の裏側にある非常に高い位置の鉄骨です。 地上から簡単に手が届く場所ではなく、スタンド上部には複雑な鉄骨や設備が広がっています。

このような場所で従来工法による作業を行う場合、大規模な高所作業設備や施工計画が必要になることがあります。

特に今回のようなスタジアムの屋根裏は、従来の方法だけでは対応が難しい高所の一つです。

そこで活用したのが、TRIPLE7のドローン高圧洗浄です。

地上側から高圧水を供給し、洗浄用ノズルを搭載したドローンによって、人が直接アクセスしにくい高所まで水圧・水流を届けます。

ドローンを使うことで、外壁や窓だけでなく、今回のような屋根裏鉄骨や高所構造物にも高圧洗浄を応用できる可能性があります。

大型スポーツスタジアムのスタンド屋根裏にある高所鉄骨と洗浄ドローン
大型スポーツスタジアムのスタンド屋根裏。高所に広がる鉄骨部分へドローンでアプローチします。


| ドローンから高圧水を鉄骨へ届け、浮いた劣化塗膜を除去


今回の施工では、スタンド屋根裏の高所鉄骨に対し、ドローンから高圧水を直接届けながら作業を進めました。

対象となったのは、サビの周辺で塗膜が浮き、脆くなっていた部分です。鉄骨表面の状態を確認しながら高圧水を当てることで、すでに剥がれやすくなっていた劣化塗膜を除去していきました。

今回、特に大きな成果だったのは、想定していた以上に劣化塗膜を剥離できたことです。

高所にドローンを飛ばすだけではなく、対象となる鉄骨面へ高圧水をしっかり届けられたことが、今回の施工結果につながりました。

また、劣化塗膜の除去と同時に鉄骨表面の汚れも洗い流され、施工後は見た目にも明るく、白っぽく変化していることが確認できました。


大型スポーツスタジアムの高所鉄骨をドローン高圧洗浄する施工風景
スタンド屋根裏の高所鉄骨へ高圧水を届けるドローン。地上スタッフが施工状況を確認しながら作業を進めます。

| 今回使用した高圧洗浄機

今回の施工では、蔵王産業株式会社様の業務用高圧洗浄機を使用しました。

地上に設置した高圧洗浄機から洗浄水を供給し、ドローンに搭載した洗浄システムを通じて高所の鉄骨へ届けています。

使用したのは水道水のみで、薬剤や温水は使用していません。

今回のような大型施設の高所施工では、ドローンだけでなく、地上側の高圧洗浄設備を含めたシステム全体で施工を行います。






| 施工前/施工後|劣化塗膜を除去し、鉄骨表面の汚れも洗浄


今回のドローン高圧洗浄では、高所鉄骨のサビ周辺で浮いた・脆くなった劣化塗膜を除去すると同時に、鉄骨表面に付着していた汚れも洗い流すことができました。

施工前と施工後を比較すると、剥がれやすくなっていた劣化塗膜が除去され、表面の汚れも洗い流されたことで、鉄骨全体が施工前より明るく見える状態になっていることが分かります。

今回の主な目的は、観客席側へ落下する可能性のある劣化塗膜を事前に除去することでした。施工の結果、目的としていた劣化塗膜への対応に加え、高所鉄骨の表面洗浄も同時に行うことができました。

実際の施工では、事前の想定以上に劣化塗膜を剥離することができ、現場のご担当者からも高い評価をいただきました。

大型スポーツスタジアムの高所鉄骨をドローン高圧洗浄した施工前後の比較
同一箇所の施工前/施工後。サビ周辺で浮いた・脆くなった劣化塗膜の除去とともに、鉄骨表面に付着していた汚れも洗い流されました。

| 高圧洗浄で「サビそのもの」を除去しているわけではありません


「鉄骨に高圧水を当てるなら、サビも高圧洗浄で落とせるのでは?」

と思われるかもしれません。

しかし、TRIPLE7では高圧洗浄によってサビそのものを除去できるとは考えていません。

今回、高圧水で除去したのは、サビ周辺で浮いている塗膜脆くなって剥がれやすくなった劣化塗膜

などです。

サビそのものの除去と、劣化した塗膜を水圧によって剥離させることは別の作業です。

今回のように、塗装面の劣化によって破片が落下することが課題になっている場合には、すでに浮いている・脆くなっている部分を高圧水で除去する方法が、高所メンテナンスの選択肢になることがあります。





| 複数の大型スタジアムで、高所鉄骨の劣化塗膜に対応


TRIPLE7では、今回の現場だけでなく、複数の大型スポーツスタジアムで、高所鉄骨の劣化塗膜に対するドローン高圧洗浄を実施しています。

いずれの現場でも課題となっていたのは、サビそのものではなく、サビ周辺で塗膜が浮いたり脆くなったりし、剥がれやすくなっている部分への対応でした。

大型スタジアムでは、高所にある鉄骨へ人が容易にアクセスできない一方、その下には多くの観客が入ります。そのため、劣化した塗膜の落下を防ぐための高所メンテナンスは、施設管理上の重要な課題の一つになり得ます。

今回の施工でも、施設関係者から、ほかのスタジアムでも同様の課題や需要が考えられるというお話をいただきました。

TRIPLE7では、こうした実施工で得られた知見をもとに、スタジアムをはじめとする大型施設の高所鉄骨へ、ドローン高圧洗浄を活用できる可能性を広げています。


安全に確実に高所の汚れを落とすドローンパイロット実務




スタジアムだけではない|高所鉄骨・大型施設への活用可能性


今回の施工方法は、スポーツスタジアムだけを対象としたものではありません。

高所に鉄骨構造を持つ、

  • 工場

  • 倉庫

  • 体育館・アリーナ

  • 大型商業施設

  • 展示施設

  • その他の大型建築物

などでも、同じような課題が発生する可能性があります。

ドローン高圧洗浄というと、外壁や窓ガラスの洗浄をイメージされることが多いかもしれません。

しかしTRIPLE7では、ドローン高圧洗浄を「人がアクセスしにくい高所へ、水圧・水流を届ける技術」として活用しています。

今回の劣化塗膜への対応だけでなく、外壁・窓の洗浄、高所への散水、高所雨樋の堆積物への対応など、高所メンテナンスへの活用可能性を広げています。



大型施設でのドローン高圧洗浄は、安全管理も含めて施工を計画


大型スポーツ施設でドローン高圧洗浄を行う場合、洗浄性能だけで施工を考えることはできません。

建物の形状、周辺環境、構造物、人や車両の動線、水の飛散など、現場ごとに確認すべき条件があります。

今回も事前に現地を確認し、施工範囲や周辺環境を踏まえて作業計画を作成しました。

TRIPLE7では、ドローンを飛ばすこと自体を目的にするのではなく、高所へ安全に水圧・水流を届け、目的とする施工品質につなげることを重視しています。






高所鉄骨のドローン高圧洗浄に関するQ&A


Q. ドローン高圧洗浄で鉄骨のサビを落とせますか?

サビそのものを高圧洗浄で除去できるとは考えていません。

一方で、サビ周辺で塗膜が浮いていたり、脆くなって剥がれやすくなっていたりする場合には、高圧水によって劣化塗膜を除去できるケースがあります。

対象の状態を確認したうえで判断します。


Q. 高い場所にある鉄骨でもドローンで洗浄できますか?

ドローン高圧洗浄は、人がアクセスしにくい高所へ水圧・水流を届けられることが特徴です。

今回も大型スポーツスタジアムのスタンド屋根裏にある高所鉄骨で施工しています。

実際の施工方法は、建物形状や周辺環境などを確認して計画します。



Q. 薬剤を使わずに劣化塗膜を除去できますか?

今回の施工では、水道水のみを使用し、薬剤・温水は使用していません。

ただし、汚れや素材、劣化状態によって適した方法は異なるため、すべての現場で水道水のみで同じ結果になるわけではありません。



Q. スタジアム以外の高所鉄骨にも使えますか?

工場、倉庫、体育館、アリーナ、大型施設など、高所に鉄骨構造を持つ建物でも活用できる可能性があります。

まずは対象箇所の写真や動画、図面などを確認し、現場に合わせた活用方法を検討します。



Q. 施工前に何を準備すればよいですか?

住所、対象箇所の写真・動画、おおよその施工範囲、ご希望時期などが分かるとスムーズです。

立面図や平面図などの図面がある場合には、施工計画の参考になります。

すべての情報が揃っていない段階でもご相談いただけます。




高所鉄骨・大型施設の洗浄やメンテナンスはTRIPLE7へ


TRIPLE7では、外壁や窓ガラスの洗浄だけでなく、今回のような大型スポーツ施設の高所鉄骨、屋根裏、高所構造物へのドローン高圧洗浄・高所メンテナンスにも取り組んでいます。

「高所の鉄骨から劣化した塗膜が落下している」 「人がアクセスしにくい場所を洗浄したい」 「足場や高所作業車では対応しにくい」 「この場所にもドローンを活用できるか相談したい」

といった段階から、お気軽にご相談ください。

対象箇所の写真・動画・図面などがあれば、現場の状況を確認しながら活用方法をご提案できます。資料がすべて揃っていない段階でもご相談いただけます。

お問い合わせ

株式会社TRIPLE7|ドローン事業部

▶ ドローン高圧洗浄について詳しく見る https://www.triple7.biz/drone-cleaning

▶ ドローン高圧洗浄・高所メンテナンスについて相談する





施工概要

施工時期: 2026年8月 エリア: 関東地方 施設: 国内大型スポーツスタジアム 対象: スタンド屋根裏・高所鉄骨 施工内容: ドローン高圧洗浄/浮いた・脆くなった劣化塗膜の除去/鉄骨表面洗浄 使用水: 水道水 薬剤: 不使用 温水: 不使用 協力: 山崎産業株式会社 機材協力:蔵王産業株式会社




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