ドローン高圧洗浄を依頼する前に確認したい10項目|40現場以上の施工経験から解説
更新日:4 日前
監修:岩岡真吾(株式会社TRIPLE7 代表取締役/元JAL国際線パイロット)
最終更新日:2026年9月17日

この記事の要点
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目次
TRIPLE7の施工実績
TRIPLE7は2026年1〜8月だけで40以上の現場を施工し、そのうち10件以上は高層・営業中の施設など、条件の厳しい現場でした。
広島駅直結高層ホテル
鳩のフンなどで窓が汚れると、その客室を使えなくなる課題がありました。地上約80mの客室窓を、チェックアウトからチェックインまでの間に洗浄しました。実証実験の様子は、テレビ局のニュースでも紹介されています。(HOME広島ニュース)
国内の大規模スポーツ施設
スタンド屋根の鉄骨に、浮いて脆くなった塗膜と堆積物がありました。真下は観客席で、梁や配管、照明が入り組み、足場やゴンドラの設置が難しい場所です。ドローンで高圧水を当て、落ちる前に取り除きました。

山崎産業株式会社 東京総合センタービル
窓ガラスと壁面をまとめて洗浄する「ビルの丸洗い」を行いました。

特に大切なノズルと接続部の脱落対策
結論:ノズルと接続部は、外れにくい構造と、毎回の確認手順の両方で守ることが大切です。
なぜ危険なのか

高圧洗浄では、ノズルや接続部に強い水圧がかかります。作業中に接続部が外れると、部品が飛んで窓ガラスや人に当たるおそれがあります。高所で作業するドローン洗浄では、落下物にもつながります。
実際の事例
米国消費者製品安全委員会(CPSC)は2020年、ある高圧洗浄機で「使用中にノズルがワンドから外れる」報告が7件あったとして、リコールを公表しました。
(出典:CPSC リコール情報)
厚生労働省「職場のあんぜんサイト」には、高圧洗浄設備で、指定と異なる規格の部品を使ったためにねじのかみ合いが不足し、接続部が外れて作業者が亡くなった事例が掲載されています。事前点検の体制も原因に挙げられています
(出典:職場のあんぜんサイト 災害事例)
これらはドローン洗浄の事故ではありませんが、高圧の接続部は、部品の選び方と確認の仕方で安全が大きく変わるという教訓になります。
外れる主な原因
差し込みが不十分なまま使用する
何かに当たった衝撃で、スリーブが動いて外れる
部品の摩耗や劣化
規格の合わない部品の使用
使用前の確認不足
TRIPLE7の対策
抜け防止機構つきのロックピン式継手を使用しています
TRIPLE7は、スリーブが不意に動かないように止めるロックピンつきの、ステンレス製の継手を使用しています
飛行前に、固定状態を確認する手順を定めています
発注前に確認をお勧めします!!! 費用を抑えて発注しても、万一の事故が起きれば、かえって大きな負担につながるおそれがあります。 「ノズルや接続部の使用パーツや脱落対策と、使用前の確認方法を説明できますか?」 |
発注前に確認したい10項目
次の点を、発注先に確認してみてください。
1. 同じような条件の施工実績があるか
高さ、周辺環境、営業中かどうかで、必要な判断は大きく変わります。
高さや建物の種類が近い現場の実績はあるか
営業中の施設での施工経験はあるか
▶ TRIPLE7の対応
TRIPLE7は、高層ホテル・大規模スポーツ施設・オフィスビルなど、条件の異なる現場を施工しています。
2. ノズルや接続部の脱落対策があるか
高圧洗浄では、ノズルや接続部に強い水圧がかかります。
接続部に抜け防止の仕組みがあるか
使う前に、固定状態を確認しているか
▶ TRIPLE7の対応
TRIPLE7は、抜け防止機構つきのロックピン式継手を使用し、飛行前に固定状態を確認しています。 (詳しくは「2. 特に大切な、ノズルと接続部の脱落対策」)
3. 安全管理を誰が監修しているか
高所・高圧の作業は、個人の経験だけに頼ると判断にばらつきが出ます。
安全管理計画書や運航マニュアルがあるか
誰が、どんな考え方で監修しているか
▶ TRIPLE7の対応
TRIPLE7では、元JAL国際線パイロットの岩岡が、航空業界の安全管理の考え方(事故の芽を事前に見つけるTEM、チームで判断するCRM)をもとに、安全管理計画書と運航マニュアルを監修しています。作業前のブリーフィングにも取り入れています。

4. 操縦者の資格と、現場スタッフとの連携体制
ドローン洗浄は、操縦だけでなく、地上のホースやポンプの管理との連携が欠かせません。
操縦者はどんな資格を持っているか
何名で施工し、地上スタッフとどう連携するか
▶ TRIPLE7の対応
TRIPLE7のパイロットは全員、国家資格の上位区分である一等無人航空機操縦士で、普段から専用フィールドで訓練を重ねているパイロットたちです。通常3〜4名、大規模な現場では6名程度で施工し、パイロットと地上スタッフは常に連携しています。
5. 建物の高さに対応できるか
高さや場所によって、必要な飛行許可・承認が異なります。
建物の高さまで対応できるか
必要な許可・承認を取得できるか
▶ TRIPLE7の対応
TRIPLE7は140m以上の高所に対応しています。最大200mは、必要な許可・承認の取得と現場条件の確認を前提に対応します。
6. 事前の現地調査とテスト洗浄があるか
写真だけではわからない周辺の状況や、汚れの落ち方があります。
施工前に現地調査をするか
必要に応じてテスト洗浄をするか
▶ TRIPLE7の対応
TRIPLE7は原則として現地調査を行い、飛行できる場所か、障害物、人や車両の動線、水道や電源、水がかかってはいけない場所などを確認します。必要に応じて、高圧洗浄機でテスト洗浄も行います。
7. 素材と汚れに合わせて、水圧と水を選べるか
水圧は高ければよいわけではなく、強すぎると外壁やシーリングを傷めることがあります。
素材に合わせて水圧を調整できるか
汚れや素材に合わせて、水の種類を選べるか
▶ TRIPLE7の対応
TRIPLE7は、地上ポンプの設定圧力を素材に合わせて5〜20MPaで調整します。(圧力を間違えると素材に傷やダメージがつきます。) 水も、汚れ・素材・テスト洗浄の結果に合わせて選びます。
水道水:通常の洗浄の基本
純水:窓ガラスの仕上げに使用
温水:40〜80℃程度に対応できる設備を使用。カビ汚れで、温水がよく効いた施工経験があります
洗剤:汚れ・素材・現場の条件に合わせて検討
8. 依頼範囲に含まれる作業
洗浄以外に必要な作業が、依頼範囲に含まれているかを確認しましょう。
現地調査、テスト洗浄、養生、立入管理
飛行許可の申請、飛行計画の通報
▶ TRIPLE7の対応
TRIPLE7では飛行申請をはじめ必要な申請をバウンダリ行政書士事務所のダブルチェックを受けて運航しています。
9. 中止・延期の判断と、作業中の安全管理
どんなときに作業を中止・延期するのか、基準が決まっているかが大切です。
中止・延期の基準が決まっているか
事前の確認・作業中の管理・中止の判断の手順が、マニュアルなどで定められているか
作業中は、パイロットとスタッフが連携して安全を確認しているか
▶ TRIPLE7の対応
風速5m/sを一つの目安にしていますが、数値だけでは判断しません。ビル風や吹き抜けで起きる乱気流も現場で確認し、TRIPLE7が運営するNAPAドローンアカデミーの運航マニュアルに沿って判断します。作業中はパイロットと補助者が連携して安全を確認し、万一に備えて10億円の賠償責任保険にも加入しています。
10. 施工後の仕上がりの確認方法

「きれいになったか」を、あとから確認できる形で残すことが大切です。
施工前後の写真をもらえるか
必要に応じて報告書を作成してもらえるか
▶ TRIPLE7の対応
TRIPLE7は、施工前後のBefore/After写真をご提供し、必要に応じて施工レポートも作成します。
TRIPLE7の取り組み
日本製のNAPAオリジナルノズルの開発
現場を重ねる中で、ノズルと接続部の信頼性が安全を大きく左右すると考え、施工経験を活かした日本製のノズルを開発しています(2026年12月発売予定)。
業界での活動
公益社団法人 全国ビルメンテナンス協会の主催セミナーに登壇(2026年5月・9月)
同協会の対談記事に岩岡が参加
まずはお気軽にご相談ください
「うちの建物でもできる?」だけでも大丈夫です。
スマホで撮った写真1枚からでも、ドローン高圧洗浄が使えそうかをお答えします。
ご相談・お見積もりは無料です
3営業日以内にご返信いたします
高さや図面がわからなくても、そのままご相談ください
※写真や図面、建物の住所などがあると、より具体的にご案内できます


