全国ビルメンテナンス協会のセミナーで、代表・岩岡真吾がドローンによる高所洗浄を講演|会員企業から52名が参加
監修:岩岡真吾(株式会社TRIPLE7 代表取締役/元JAL国際線パイロット)
最終更新日:2026年9月28日
ビルメンテナンスの人手不足に、ドローンはどう役立つのか。
2026年9月15日、公益社団法人全国ビルメンテナンス協会が開いた会員企業向けのセミナー「人手不足時代の新提案 高所洗浄作業をドローンで効率化」で、株式会社TRIPLE7 代表取締役の岩岡真吾が講師をつとめました。
定員40名の会場に、ビルメンテナンス会社の経営層など52名が参加しました。座学のあとには、会場の敷地内で、外壁洗浄とDJI Dock 3による自動飛行の実演を行いました。
岩岡が同じ協会のセミナーで講師をつとめるのは、2026年5月に続いて2回目です。
この記事の要点
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数字で見る 協会でのセミナー
52名 9月の参加者 | 51名 5月の参加者 |
2回 協会での講演 | 40以上 1〜8月の現場 |
目次
1.セミナーの概要
名前:人手不足時代の新提案 高所洗浄作業をドローンで効率化 実機飛行を交えて導入効果をご確認下さい
日時:2026年9月15日(火)13:00〜15:00
会場:山崎産業株式会社 第二営業本部
主催:公益社団法人全国ビルメンテナンス協会
対象:会員企業の経営層など(1社2名まで)
参加:52名(定員40名)
協会の案内ページでは、募集の途中で「好評につき、定員に達しました」と案内されていました。
5月のセミナーでも講師をつとめました
2026年5月14日には、同じ会場で開かれた協会のセミナー「ドローンで変えるビルメンテナンスの未来-安全・費用対効果を両立する高精度な点検・清掃のすべて-」で、外壁点検と高所清掃の観点から、ドローンの活用についてお話ししました。こちらも定員に達し、51名が参加しました。
2.座学:ドローンを活用した高所洗浄の現状と導入手法
現場が向き合っている現実
座学は、ビルメンテナンスの現場が向き合っている現実から始まりました。
人が足りない。現場は高齢化している。そして高所は最も危険を伴う。
人手が「不足している」と答えたビルメンテナンス事業者は92%にのぼります(出典:ザイマックス総研 2024年調査・n=369)。仕事中の死亡事故のうち、約4人に1人は「墜落・転落」によるものです(出典:厚生労働省「令和7年 労働災害発生状況」186人/700人)。

安全は、飛ばす前に決まっています
TRIPLE7が現場で守っている手順をお伝えしました。
飛ばす前:風速・降雨などの中止基準を数値で決め、先に共有します
飛ばす間:操縦者とは別に、専任の監視員を置きます。作業エリアの下は立ち入りを管理します
万が一に:落下を防ぐ措置、国土交通省の許可・承認、10億円の賠償責任保険
ドローンにできること、できないこと
よいことだけでなく、向かないことも正直にお伝えしました。
ドローンが得意なこと
ゴンドラなどの設備が使えない形の建物や、設備が入り組んだ場所
必要な面だけ、必要な分だけ洗えること
大がかりな仮設を組まないので、テナントや利用者の動線を止めずにすむこと
ドローンには向かないこと
鋼材に固着したサビの除去(素地調整は別の工程になります)
荒天時の作業(中止基準に達した時点で止めます)
定期清掃をまるごと置き換えること
こすらないと落ちない、こびりついた汚れ
「人を置き換える」のではなく、「これまで手が届かなかった所に届く」技術です。
外注か、内製化か
ドローンを取り入れる道は、3つあります。
外注する:すぐに始められますが、御社の受注メニューにはなりません
外注しながら人を育てる:受注の機会を逃さずに始め、小さな案件から自社施工へ切り替えます
すぐに内製化する:最短で自社の受注メニューになりますが、機体一式の設備投資と、体制づくりの時間が必要です
どの道を選んでも、必要なのは機体ではなく、「資格」「許可」「安全管理体制」の3つです。国家資格は、まず1名から始められます。
3.実演:外壁洗浄とDJI Dock 3の自動飛行
座学のあとは、会場となった山崎産業株式会社の敷地内で、実際にドローンを飛ばしました。
外壁洗浄のデモンストレーション
建物の外壁に向けて、ドローンから水を噴射して洗う様子をご覧いただきました。

DJI Dock 3による自動離着陸と巡回
DJI Dock 3から機体が自動で離陸し、あらかじめ決めた巡回ルートを自動で飛んで、Dock 3に戻る様子をご覧いただきました。
Dock 3は、大規模な施設の夜間の巡回や設備の見回り、鉄道車両の屋根上の点検、太陽光発電所の盗難対策などに使われはじめています。

4.飛行のルールと申請の解説
バウンダリ行政書士法人 代表行政書士の佐々木慎太郎さんが、ドローンを飛ばすときのルールと、必要な申請について解説しました。
TRIPLE7の飛行許可などの申請も、バウンダリ行政書士法人のダブルチェックを受けています。

5.TRIPLE7のドローン高圧洗浄
TRIPLE7は、次の体制でドローン高圧洗浄を行っています。
高さ140m以上に対応(最大200mは、必要な許可・承認の取得と現場条件の確認を前提に対応)
素材に合わせて、水圧を5〜20MPaで調整。水道水・純水・温水・洗剤を使い分けます
ノズルは、抜け防止ロックピン付きの継手(日本製)で固定します
一等資格を持つパイロットが飛ばし、元JAL国際線パイロットの岩岡が安全を監修します
10億円の賠償責任保険に加入しています
2026年1〜8月だけで40以上の現場を施工しました。うち10件以上が、高層・営業中など条件の厳しい現場です
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6.ご相談・お問い合わせ
ドローン高圧洗浄や、Dockによる自動飛行の導入をお考えの方は、お問い合わせフォームからご相談ください。御社の建物で、仕上がりと安全体制をお確かめいただくデモ飛行(有償)も承ります。
次のことをお知らせいただけると、ご案内がスムーズです。
建物の種類と、おおよその高さ
洗いたい場所(外壁・窓・屋根 など)
建物の所在地
ご希望の時期
土日を除き、2営業日以内にご返信します。
株式会社TRIPLE7(トリプルセブン)


